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修理修繕は学びの宝庫

更新日:2022年3月25日

お久しぶりです。

年が明けてだいぶ時間が経ってしまいましたというレベルじゃないくらい経ってしまいましたが、2022年もどうぞよろしくお願いいたします。


年末はオーダー家具の納品、お手伝いの仕事などでバタバタと過ごしておりました。

年が明けてからは2つほど修理をお預かりしていました。

残念ながら写真を撮り忘れるという失態をおかしました…。


極小の我が作業場は機械場とフリースペース的なものに部屋がわかれています。

フリースペースというと聞こえはいいですが、要は普段は行き場のないものが寄せられる部屋です…。


まずはこの部屋を片付けて、大きいテーブルの修繕・再塗装の保管と作業ができるスペースを確保するところから、というかほぼ全域空けないと入らない大きさのものでしたのでこれを機にいらないものを処分していきました。


修繕作業は少々難航いたしましたが、無事納品いたしました。

全体を通して我々には大変学びの多いご依頼でした。


修繕箇所の見極めや、修繕内容、テーブルトップの再塗装も状態によって通常のやり方ではうまくいかないことがあります。

勤めていたときにも修理修繕は経験していますが、やはり毎回悩み、試してうまくいかず、また試しての繰り返しでした。

今回もまさにその通りで、まだまだ経験が足りないことを痛感いたしました。


家具制作と家具の修理修繕は同じようで全く別の作業です。

ただ、修理をすることで制作にいかせることは多く、昔のものを見て、触って、場合によっては組み手の中まで見れたりと学びの宝庫であることに違いはありません。


正直、内容によっては新しく買ったほうがお安いのでは、ということもありますが、修理のご依頼をされるお客様はみなさまその家具に対しての思い出があります。

使い続ける理由がある限りはその意思をしっかりくみ取り修繕していくのが我々の勤めです。


難しいお仕事ですが、今後もやっていきたいとおもっています!






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